筑後優品とは

筑後は、悠久の大河筑後川と、清冽な水流矢部川によって太古より万物の命が育まれた地域です。この自然の恩恵を生かした伝統工芸は多岐にわたり、歳月の中でますます磨きをかけられ、時代を超えて受け継がれてきました。

久留米大学比較文化研究所・文化財保存科学研究部会では、筑後地域の伝統文化を担う方々と協力して、諸方面の共同研究を推進してきました。

その成果の一端として筑後地域のすぐれた伝統工芸品等を、「筑後優品」の名で広く社会に紹介していくことになりました。本学が基本理念としている「地域文化への貢献」の考え方に基づくものです。

ここで紹介している製品は、筑後に存在する数多くの優れた伝統工芸のごく一部に過ぎませんが、研究部会の学術研究の成果として公表するものです。これからも、筑後の優れた伝統文化を守っていこうという志を持つ方々と研究調査を続け、「筑後優品」の数が増えていくことを願っています。

筑後優品の紹介

ここでご紹介する「筑後優品」は、いずれも、文化財保存科学研究部会の研究に積極的に協力を申し出て、共同研究に携わってこられた方々の制作によるものです。
厳密な製造工程の確認を行った上で、伝統的な製法や技法による特に優れた製品と認められたものの中から制作者の同意を得られたものです。

藍生庵（福岡県久留米市）

溝田和紙（福岡県八女市）

松延工芸（福岡県八女市）

溝田佛壇店（福岡県八女市）

井上らんたい漆器（福岡県久留米市）

源太窯（福岡県八女市）

久留米大学および筑後優品のウェブサイトでは商品の販売をしておりません。購入ご希望の方は、製作者に直接お問い合わせください。